置き碁解説4-5
こんにちは。赤眼鏡です。
早速解説です。
今回はコウについてです。
コウをする時に気を付けてほしいことは、コウザイで損をしないことです。
それでは具体的に見ていきましょう。
この局面で、白は左下をコウにはじきました。
黒はコウを取り、白は右下のキリ(117)をコウザイ(損ではない)にして、コウを抜きました。
黒は上辺のアタリ(120)をコウザイにしましたが、これは明らかに損でした。
アタリは実践とは反対からするべきでした。
実践は2目損です。
細かいところではありますが、2目損を10回繰り返すとそれだけで20目損です。
これではいくらコウに勝ったとしても、相手に得をされてしまいます。
白は下辺をコウザイ(123)にしました(損か得か微妙なコウザイ)。
黒は左上をコウザイ(126)にしました(あまり打ちたくないコウザイ)。
ここまで、コウの進行を見ましたが、白はほとんど損をしていません。
その一方で黒は打ちたくないところや、明らかに損な手を打っています。
総合的にみると、白に軍配が上がりそうです。
しかし、黒は大きな損はしていないので、よく打てています。
次回もコウの続きです。
ーまとめー
・コウザイで損をしない。
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