置き碁解説2-1
こんにちは。赤眼鏡です。
解説をしていこうと思います。
早速ですが、この8手目です。
悪い手ではないのですが、黒は弱気です。
ここは3-十七にオサエるところでした。
しかし、「オサエると白2のキリチガイが怖い」という方がいらっしゃるかもしれません。
確かに、このように打たれると難しい戦いにされてしまいそうです。
そんな時は3と中央の石からノビるのが簡明です。
格言でも「切り違い一方をノビよ」というものがありますね。
3とノビた時に考えられる主な変化は次の3つです。
白がこの図のように4,6と打つならば、黒は白2の石をとれば不満無しです。
(白4は2-十七)
白がこの図のように4,6と打つならば黒は隅を生きます。
隅を生きると白を分断できるので、戦いは黒が有利です。
(黒1は3-十七、黒5は3-十八)
白がこの図のように隅から6と打つならば、外から捨ててしまいましょう。
黒は先手で厚みを作り、好きなところに打つことができます。
このように、どの変化も黒の満足な結果になります。
そのため最初の図に戻って、黒は弱気にならずに隅をオサエるべきでした。
ーまとめー
・弱気は禁物
・切り違い一方をノビよ
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