置き碁解説2-3
こんにちは。赤眼鏡です。
早速解説です。
今回は黒30と黒32を解説します。
この30ですが、弱気でした。
似たような形が左下でも出てきましたね。
左下は置き碁解説2-1で解説しているので、まだ見ていない方は是非見てください。
ここは弱気にならず、このようにアタリを打った方が良かったです。
実践の進行と比較すると黒地と白地の大きさが全く違います。
右上をぜひ比較してみてください。
直後の32ですが、この手は左上の白を封鎖する良い手です。
特に上辺は石の強弱が決まっていなかっただけに、この局面ではかなりいい手になっています。
具体的に良い点として…
・封鎖をすることで上辺の黒が強くなり、白に攻められなくなる。
・封鎖をすることで、まだはっきりと生きていない左上の白を攻めることができる。
・封鎖をすることで左辺を黒の模様にすることができる。
ざっと思いつくだけでもこれだけ良い点があります。
一石二鳥という言葉がありますが、この手に関しては一石三鳥もあるいい手でした。
反対に白にこの辺りを打たれてしまうと景色が全く異なってしまいます。
石の強弱にかかわるところは良い手になりやすいです。
皆さんも石の強弱に気を付けて囲碁を打ってみましょう。
ーまとめー
・弱気は禁物
・石の強弱に気を付ける
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