置き碁解説2-6
こんにちは。赤眼鏡です。
早速解説です。
今回はやや難しいです。
雰囲気をつかんでみてください。
今回は88、90手目です。
ここは戦いで判断が難しいですが、相手に調子を与えてしまうイマイチな手でした。
何故判断が難しいのかというと、白87と89の石が取れると思い、黒88,90を打ったとしたら特に問題にはならず、深く考えずに打ったとしたら問題となるからです。
考えていたかどうかは本人に聞くよりありませんが、今回の解説では深く考えずに打ったという仮定で進めていきます。
とりあえず白91のキリが入ってしまうことがつらいです。
なぜつらいのかというと、一点目に92とつなぐ形がだんごになってしまう点です。
二点目に白95とハネられた時の話ですが、88,90の石のダメが詰まってしまう点です。
ここのダメが詰まると白に調子が出てきて、戦いが楽になってしまいます。実践も白はここを起点に戦いました。
では、黒はどうすればよかったのかというと…
88手目でこのようにノビる手が良かったです。
こうすることで相手に調子を与えず、黒はより有利に戦うことができました。
戦いでは相手に調子を与えないことが大事になります。
今回の解説でその一端をつかんでもらえたなら幸いです。
ーまとめー
・戦いでは相手に調子を与えない。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。