赤眼鏡の囲碁ブログ

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置き碁解説3ー1

こんにちは。赤眼鏡です。


早速解説です。


今回は24手目です。
この24はよくない手でした。
おそらく、この手は白の石を攻める手だと思いますが…

白は特に難しいことはせず、平凡に下から打つだけで連絡できました。
また黒が先に打ったのにもかかわらず、白の眼形が厚くなっています。
このことから、黒の攻めは失敗に終わってしまいました。
では、黒はどうすればよかったのでしょうか。

一つはこのようにマガリトビをすることです。
このように封鎖することで左下の黒を強化し、壁攻めされることを防ぐことができます。
さらに、上辺から中央にかけて大きな模様を築くことができ、置き石の効力を存分に発揮できそうです。

また、黒はこのようにカタツキから攻めることもできそうです。
外側の黒には少し傷があるので、読みに自信のある方におすすめの図になります。


相手の石を攻めるときの例を二つ出しましたが、この二つには共通点があります。
それは相手の石を攻めるときには、相手の石から少し離して打つことです。
相手の石に近づきすぎると、攻めをかわされやすいです。
これから相手の石を攻めるときは少し離して打ってみましょう。
離して打つときは今回例に挙げたようなマガリトビ、カタツキといった手を使ってみてください。



ーまとめー
・相手の石を攻めるときは少し離して打とう。