置き碁解説3-2
こんにちは。赤眼鏡です。
早速、解説です。
今回は42手目です。
この黒の手はやりすぎでした。
こういった相手の石を取りにいく手は、リスクが高いです。
なぜなら、相手の石を取れなかったときは大きく損をしてしまうからです。
理想を言えば変化を全て読み切ったうえで打ってほしい手になります。
もちろん、段、級位者の方は読み切って相手の石を取りにいくのは大変であり、無理があります。
また手が委縮してしまうと思います。
そのため、取りにいくのはリスクが高いということを認識してもらえるだけで十分です。
実践はあくまで白石を取りに行こうとしました。
しかし、逆に黒は24からの中央の黒五子が取られてしまいました。
これにより、一気に置き石の効力がなくなってきてしまいました。
このように相手の石を取りにいくことはリスクが高いということが分かったと思います。
黒は42手目ではこのように中央を封鎖するくらいでした。
白は左辺を手入れするので、黒は先手で好きなところに打つことできました。
この進行ならば、まだまだこれからの碁です。
ーまとめー
・相手の石を取りにいく手はリスクが高いから慎重に打とう。
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