置き碁解説3-4
こんにちは。赤眼鏡です。
早速解説に移ります。
今回は70手目です。
この手はよくない手でした。
何故よくない手なのかというと、それは白の71と打つ手が形の良い、いい手になってしまったからです。
実践はこのように進みました。
中央・右下と連絡ができず、中央の白石も取れないので黒が苦しいです。
では、黒はどうすればよかったのでしょうか。
黒は現在、下辺の石が攻められて苦しいです。
そのため黒としては軽くさばいて攻めをかわしたいところです。
そんな時は黒1のようにキリチガイが良い手になります。
このように白が中央を打ってから、一生懸命三子を取りに来たときは思い切って捨ててしまいましょう。
こうすることで右下を強化でき、中央の石も強くなりました。
このように白が打ってきたときも、同様に捨てて中央を強化しまいましょう。
これにより黒はポン抜きをすることができ、右下と中央を強化できます。
白がこのように打ってきたら黒は三子を助けます。
これにより白にポン抜きは許しますが、中央を厚くすることができます。
白は10と切って戦いが続きます。
戦いでは時に自分の石を捨てることが大事になります。
捨てるか助けるかで迷ったときは、「捨てることで得できるか」を考えるといいです。
ーまとめー
・時には石を捨てて身軽に立ち回ろう。
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