置き碁解説3-5
こんにちは。赤眼鏡です。
早速解説です。
今回は78手目と82手目を解説します。
まず、78手目ですがこの手はいい手です。
下辺の黒数子を活用して隅を固める手で、私が黒を持っていたらこのように打ってみたいです。
白は79と下辺を取り切り、黒は右下に手を入れました。
これにより、右下の黒は攻められることがなくなりました。
また、大きな地ができそうです。
参考ですが、右下は78と79の交換があることで、白1と来ても黒2と打つことで隅の侵入をぴったり止めることができます。
続いて82手目です。
この手は善悪の判別が難しいです。面白い手といったところでしょうか。
上辺を大事にしている手ですね。
本来はこのくらいの分かれになるところでした。
実践はこのように進行しました。
先ほどの図と比較すると上辺に食い込まれており、隅の白地がだいぶ大きくなっています。
対局中は、黒はこの損をどれだけ上辺で回収できるかが今後の見どころになりそうだと思いました。
82手目で損をすることが嫌だった場合、このように打ちます。
今度は隅が大きく地になりますが、上辺が荒れることになります。
ここは棋風が絡んでいるので、お好きな図を選んでもらえばよいです。
また、白2で黒3に切ったときの打ち方は、置き碁解説2-1で解説したものとほとんど同じです。
そのため、そちらの方を参照していただけるといいです。
ーまとめー
特にありません。
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