置き碁解説4-4
こんにちは。赤眼鏡です。
早速解説です。
今回は78手目です。
この手は悪手です。
一見、両ノゾキになっているので白が困っているように見えます。
しかし、黒82と切ったときに白83と打たれると、隅がダメづまりになってしまいました。
黒は非常に動きづらい格好です。
黒も頑張りましたが、白89から一気に取られてしまいました。
よく見ると黒の石はだんごになってしまっています。
ダメづまりは非常に危険であることが分かります。
他の抵抗ですが、例えばこのように打ったとしても、あまり変わらない結果となりそうです。
一番難しい抵抗はこのように打つことです。
しかし、白もいったん外側を整備することで、やはり隅の黒は非常に気持ちの悪い格好をしています。
では、黒はどうすればよかったのでしょうか。
黒はいったん三々が怖いので、隅を守るべきでした。
そのあとに両ノゾキを狙うべきでした。
また参考までに、実は黒74,76は相手を強化してしまうだけで、あまりよくない手でした。
74,76を打たずに単に三々に打つことで、白が強化されないので、もう少し狙うことができました。
ーまとめー
・ダメづまりに気を付けよう。
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