置き碁解説4-7.5
こんにちは。赤眼鏡です。
早速解説です。
黒は中央を切り(170)、白はコスミで(171)と白7,9の石を助けました。
この交換は白が得したと思います。
黒はこのように打った方が中央の黒地が大きかったです。
続いて黒は右辺に打ち(174)、白は175と守りました。
ここの交換も白が得していると思います。
通常は174は大きいのですが、現時点では右辺は黒地ではありません。
そのため、174は白地を減らすだけの手になっています。
一方、右下隅はこのようになるところでした。
実践と比較すると、175手目は黒地を減らしながら白地を増やしています。
一石二鳥の手なので、白が得しているように感じました。
下辺の白191~黒200の交換は白が損です。
ここでようやく白にミスらしいミスが出ました。
しっかり黒は白のミスをとがめることができています。
白はまだ足りないので、右上をコウにしました。
白は少し準備をしてからコウを仕掛けました(217)。
この時点では細かいですが、黒がわずかに優勢です。
勝負の行方は右上のコウに託されました。
次回はコウについて解説します。
少し長いので、解説を分けるかもしれません。
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