置き碁解説4-12
こんにちは。赤眼鏡です。
早速解説です。
黒は右下に打ちました。
この手はとてもいい手です。
白もすぐには受けなくてもいいのですが、黒からコウザイが増えてしまいます。
そのため、白は右上のコウを勝つことが難しくなりました。
白もコウザイを増やすために、16-九に打ちました。
そして285の石を生還させているので、2目得です。
黒290~292はよくありませんでした。
黒はせっかくコウザイを増やしたのにもかかわらず、自らコウザイを減らしてしまいました。
黒も気を取り直してコウ争いを再び始めました。
ここで、白が左下に打ちました。
この手は微妙な手です。
黒はコウを解消することができました。
左下は白2と打たれたとしても、黒3以下白石を取ることができています。
一個前の図ではよくないので、白もこのように打ってきます。
これだと白に地を得されてしまいます。
この手を嫌うのなら黒も受けるしかありません。
しかし、黒も残りのコウザイが少ないです。
そのため、ここが右上のコウを解消できる最後のチャンスだったのかもしれないです。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。