置き碁解説4-13
こんにちは。赤眼鏡です。
早速解説です。
今、黒は17-十一(298)打ちました。
この手はよくなかったです。
すぐ白に18-十三に打たれると、地とコウザイを損していることに気が付くと思います。
黒はこっちからアタリをすればよかったのでした。
これなら、白からコウザイがなく、地も損していません。
続いて、黒は2-十四に打ちました。
これは相手からのコウザイを消す手です。
しかし、ここは白から打ってもコウザイになっていませんでした。
そのため、ほとんど一手パスです。
このように少し損ですがコウザイを打つべきでした。
他のところで
白はさらにダメを詰めました。
白は右辺(307)にコウザイを打ちました。(損ではない)
黒は13-七に打ってコウザイを消しました。
既に黒は上辺のコウザイの存在を忘れてしまっていたのかもしれません。
いよいよ白はダメを詰めて本コウにしました。
ここで、白は12-七にコウザイを打ちました。(損ではない)
(白2,黒5は右上のコウ抜き。黒3は18-十九)
仮にこれに受けると、手順は長いですが黒のコウザイが足りないです。
何故足りなくなってしまったのかというと、上辺のコウザイを打たなかったことによるものです。
黒は泣く泣く隅を解消して、白は7子を取りました。
結果は最後に大きいミスが出たので、白の20.5目勝ち(逆込み5.5目あり)でした。
最後の7子取りで14目得したので、本来ならば白の6.5目勝ちだったので、かなり細かい勝負だったのだと思います。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。