置き碁の解説 1ー1
こんにちは。赤眼鏡です。
前回の続きです。
早速解説をしていこうと思います!
早速ですが、この12手目、よくない手です。(例外はありますが少数です。)
「えー、なんで?」という声が聞こえてきます(笑)。
今から説明していきますね。
実践はこのように進みました。
黒は12の石を犠牲に、右辺の連絡をしました。確かに、黒としては右下星の石と黒6の石が心配になって、このように打ったのかもしれません。
気持ちはとても分かります。
対する白は12の石をポン抜きして、厚みを築くことができました。
問題はこの「ポン抜き」を相手にさせてしまう点なのです。
皆様の中には「ポン抜き30目」という格言を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?
この格言が示すように、ポン抜きはそれだけ価値のある手なのです。
そのため、対局時にはポン抜きを相手に打たれないように注意しましょう。
逆に自分がポン抜きを打てるようになると、囲碁が勝ちやすくなると思います!
ところで、黒は12手目でどうすればよかったのかというと…
図のように平凡に頭を出していけばよかったのです。
こうすることで、心配だったはずの右下の黒の石が、中央や下辺とつながることができます。また、下辺が黒っぽくなり、右辺の白は弱い石になったので攻めることができます。
ぜひ、実践の進行と比較してみてください。
ーまとめー
・ポン抜きを相手にさせない!
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