赤眼鏡の囲碁ブログ

全国大会優勝の経験者が書く、級・低段者のための囲碁のブログ

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置き碁解説6-2

こんにちは。赤眼鏡です。


早速解説です。


今回は左辺28の打ち込みです。
この手はいい手ですが、実はもっと良い手がありました。

実践はこのように地を根こそぎ荒らしました。
白に厳しく迫っており、級位者ならば合格点をあげられます。
しかし、白は全体がつながったためなんとなく厚い形です。

実は28ではこのように上に打ち込む手がありました。

白は2と打ちたくなりますが、黒は3,5と打つのが良い手です。
白を分断して黒が打てます。
通常は白2で連絡されてしまうので、高い打ち込み(黒1)はよくないことが多いです。
しかし、黒3,5と打つことができる局面では、黒1がとても良い手になります。
実践で役に立つと思うので、覚えておきましょう。

置き碁解説6-1

こんにちは。赤眼鏡です。


早速解説です。


今回は22手目(6-十四)です。
この手は悪くはないと思いますが、固いように感じました。

実践はこのように進みました。
白は下辺を広げながら、左辺も打っているので満足です。

黒は22手目ではこのように打ちたかったように感じます。

もし、白が受けてくれるのであれば、黒も平凡にノビてよいです。
8-十五に切る手があるので、白も6と守るくらいですが黒は先手を取ることができます。

白が切ってくるのであれば、黒3が効いている点がみそです。
このような図になれば、黒は戦いで苦労しないでしょう。

蛇足かもしれませんが、白が4と手を抜いたら黒5と切る手があります。
黒9まで白三子を取って満足です。

置き碁解説6

こんにちは。赤眼鏡です。


今回から6回目の置き碁解説をします。
黒は四段くらいの方です。
自分だったらどうするかを考えながら見てみてください。

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