赤眼鏡の囲碁ブログ

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置き碁解説6-3

こんにちは。赤眼鏡です。


早速解説です。


今回は34手目です。
この手は面白い手です。

通常は実践のようには打たず、32手目で図のように打つのが普通です。
実践は左上の隅も黒地にしようとした手になります。
善悪は不明ですが、実践の手もありそうです。

実践はこのような進行になりました。
互角だと思います。

仮に白が1と打つと黒は手を抜くと思っていました。

白が左辺を打つと黒4があると思っていたからです。
しかし、白5がうまい手で黒はとられていそうです。
対局当時は白5に気が付かなかったため、実践の進行にしました。

白1と打ったら、黒も左辺を打ってこのような進行にするしかなさそうです。
この進行も互角です。


実践の34手目のように工夫した手を打ってくれることは、置き碁を打つ上手としても楽しいところです。
ある程度実力がついてきたら、常識にとらわれずに自分の手を打てるようにしてみましょう。