置き碁解説2-8
こんにちは。赤眼鏡です。
置き碁解説2の最終回です。
今回は上手に打たれると困る三々についてです。
白が111と三々に入ってきたところの場面です。
実践は112、114が弱気で、白に大きく隅を荒らされてしまいました。
せめて114ではこのように打ち、隅を確保するべきでした。
実践と比較するとお互いの地が大きく異なります。
しかし、実は112でもう少し頑張ることができました。
それが、このグズム手です。
一例ですが隅の白を取ることができます。
これは左辺の幅が狭く、黒が固いので取ることができるのです。
さて、三々の部分だけ取り出してみました。
白6と打たれた時、黒は主に三通り打ち方があります。
①3-十六に打ち、隅を少しあげるかわりに左辺の進出を止める。
②5-十八に打ち、分断して白2,4の石を攻める。
③4-十七に打ち、①②の両方の恩恵を受ける。
以下にその後の進行図を載せます。
相手に三々に来られた時に、どの参考図がよさそうか考えて打ってもらえると良いです。
※③の参考図はここで別の場所に打たれ、いろいろな味を狙ってきます。
ーまとめー
・三々周辺の攻防を比較しよう
2回目の置き碁解説はいかがでしたか。
解説が難しくなってしまっているので、理解ができなくても大丈夫です。
雰囲気をつかんでもらえたなら幸いです。
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